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  • 木田 裕介

ライブする時に送る「資料」って何送ったらいいかわかんねえよ、もしくはちゃんとやれてるか自信が無えなあ、ってバンドマンのための色々

最終更新: 2019年2月21日


バンドマンなら一度は聞くでしょう。

ライブハウスのブッカーや、イベントの主催者から、

「資料は1週間前迄に送ってください」

とか言われたことありません?


サーキットイベントに初めて出た時に初めて「資料が欲しい」

なんて言われたことのあるバンドもいると思います。


そして、

「資料ってなんやねん。何を送ればいいかもわからん!」

「そもそもパソコンでそういうデータ作るのめちゃくちゃ苦手!」

ってバンドマン、とても多い。


そういうのに強いスタッフやマネージャーがいればいいのかもしれませんが、

若手バンドでは自分たちでやらないといけないことが殆どだと思います。


ちなみに本記事はお客さんにとっては1mmも優位性のない記事です。

お客さんサイドの皆様は、この無意味な記事を見ずに一刻も早くNUMBER GIRLの動画を見て復活を待ちしてください。ナンバガ早く見たいなあ。




今回は「ライブ資料送付」の1ページ目みたいな内容を書いていきます。

わかりやすく、できるだけ最低限の情報で簡素にまとめたいと思います。


ただ、あくまでこの記事は僕個人による意見で書いております。

決して業界の全ての総意ではありませんし、ライブハウスによってローカルルールがある場合もあると思います。

僕自身勉強中の身なので漏れや間違いがあったらごめんなさい!

その時はメールやTwitterなどでご指摘いただければ間違えた知識を拡散しないよう適時対応致します!


サーキットに出るとだいたいこんな感じのことが言われる。

ライブ資料は事前に送っておくと当日の手間を減らせたり、

音の面でも照明の面でもより良いステージを作るために確実に一役買ってくれます。

バンドにとって確実にプラスです。


本当に初歩の初歩ですが一読いただけますと。





①ステージセット図


地方によって呼び方は違いますが、「セッティング図」「セット図」「セッティング表」など言われます。

要は「ステージ上で誰が何処で何の楽器を担当するのか」を示しているものです。


だいたいこんな感じ。


去年まで担当していたRED DOGの場合。勝手に使ってごめん。ちなみにこのフォーマットは友達からもらった。個人情報があるので上部は切ってますが、バンド名も必ず書くこと。

多分バンドやってる人なら見てもらえれば、「ああなるほど」となるはず。

割と大事なのが「何を持ち込むのか(何をレンタルするのか)」と「ドラムとアンプの位置」がわかること(だと思ってるけどあってるかな・・・)。

サーキットなどのイベントの時はどのくらいバンドが荷物持ってくるのかを想像できるので機材の溜め場の管理なんかもしやすくなります。


ちなみにこんなの作れねえよ、って場合は最悪、

最悪伝わる。 気合いと挨拶は大事。 書き忘れたけど必ずバンド名も書きましょう・・・

このくらいのレベルのやつを手書きして写メって送っても大丈夫。

今1分くらいで書いたけど実際たまにこういうのも来る。

理想は最初に紹介した方だけど、無いよりはいろいろわかるから助かります。


そもそも「このセッティング図の記号の意味もわからん」

って声があればその内容だけで別ブログ書きます。

今日はバンドマンなら多分この図を見ればなんとなくはわかるだろう、ってことで割愛。


僕は昔友達からもらったこのフォーマット使い続けてるけど、需要があれば1から作って公開しようかな。今日はもう眠い。




②セットリスト


案外ライブ直前まで決まらないですよね。わかってますよ。


とはいえ、よくあるのが前日夜遅くや当日の朝にセットリストを送って来るバンド。

はっきり言って対応無理なことがあります。

音響や照明も人間で生活があります。

入りのギリギリまで寝てるパターンもあるし、

他にもいろいろ仕事があるので1週間前には送りましょう。


と言っても僕もギリギリに送ったこともあるから偉そうなことは言えない・・・

そういう時は素直に「遅くなり申し訳ありません。お時間あれば可能な範囲で対応お願いします」と謝りましょう。遅れたのが悪いので。


前日夜中に資料送ってきたのに、「資料で送ったんですけど〜」なんてリハーサルで言われちゃってる音響さんや照明さんを見ていると、僕もいたたまれない気持ちになります。

1箇所や2箇所ならともかく複数になると限られた時間では流石に無理なことが。


ちなみにこの後紹介する③の音源・歌詞とセットで送られて来ることで、

セットリストを送ることのパワーは数倍になります。

MCの位置がわかるだけでも、ライブの進行具合がわかって助かる

ちなみに、


わかる人にとってはマジで簡単なことですが、

わからない人にはちょっと何ってるかわかんない、ってなりそうな事。

こういったデータを送るときの話。


このセットリストやアンサーシート等のデータは、

絶対に「.xls」「.xlsx」(どちらもExcelで保存した時の標準)の拡張子で送りましょう。

間違っても「.ods(Open Office/無料のオフィスの代替ソフト)」「.numbers(Macの標準計算ソフト)」の拡張子で送らないこと!!

これが今回一番言いたいことといっても過言では無い。


エクセルは高いし、バンドマンは持ってない場合もあると思うのですが、

Open OfficeやNumbersからでも.xls形式(エクセルの形式)にエクスポート(≒保存)することが可能です。

「Open Office .xls エクスポート 方法」とかググればやり方が出て来るからマジでやって欲しい。


Open OfficeやNumbersを使うこと自体は基本問題ないです。

もう一回言いますが、送る時には必ず.xlsもしくは.xlsxの形式で送ってください。

Open OfficeやNumbersは最近は使ってる人も多いですが、

いろんな理由でそれぞれのソフトの標準の保存方法で保存したファイルでは、

そのファイルを見る人の環境によっては開けないことがあります。


またxlsに拘らず、pdfで送るという手もあります。

むしろ、セット図・セットリストなど、

会場や主催側からデータを後から編集することがないデータに関しては

pdfにエクスポートして送る方がベターかなとも思います。

実際僕はpdfで送ります。アンサーシートに関してはxlsで送り返してます。

この辺は個人差かな?




③音資料・歌詞カード


こいつを事前に送っておくことは非常に強力です。

サーキットイベントに限らずライブをする度に送るべきだと思います。


事前に音源と歌詞のデータがあれば

「バンドの楽曲のイメージ」「ディレイやリバーブのイメージ」「楽曲の構成」「照明のキメの場所」などを事前にライブハウスと共有できます。

確実にライブが良くなるし、リハーサルがスムーズに進みます。約束します。


音源に関しては個人的に「mp3」の形式で送ってきてもらえると嬉しいです。

(mp3でもビットレートとかで色々あれなんですが・・・。話し出すとマジで終わらなくなるので割愛)

別にmp4(.m4a)でもいいんですが、

避けて欲しいのが「.wav」形式。


ざっくりわかりやすく言うと、

mp3/mp4 :容量が軽くて扱いやすい。音質はwavに比べると悪め。

wav :容量が重くてダウンロードとかに時間がかかる。音質は良い。

という違いがあります。


例えばラジオで流してもらえる時とかはwavのデータを送りましょう。音質バッチリです。

ただライブハウスに送る際には、音響さんや照明さんが確認する時、多くの場合でmp3充分です。

サーキットで10組とか出演する時に全部のバンドの楽曲がwavで来ると、

ライブハウスには思ったより大きな容量の音源データが到着します。

容量でかいファイルめっちゃいっぱい送られたら嫌ですよね?


mp3の方が送るときも早くて楽です。

ビットレートを192くらいに設定しておけば、ざっくりwav形式の10分の1くらいの容量になります。


mp3データの作り方はわかりやすいサイトがあったのでご紹介だけ。細かいところは割愛。

・音楽CDからiTunesでmp3ファイルをPCに取り込む方法

・WAVをMP3に変換する方法(wav以外の音楽ファイルもこの方法でmp3に変換できます)


全部mp3で来ている。全部で25MB程。wavだと1曲でこれ以上になる。

歌詞に関してはpdfデータで送ってもられば大丈夫です。

ワードやMacのメモアプリから直接pdfにエクスポート可能です。


エクセルの時と同じく、

OpenOfficeやPages(Macの標準文章ソフト)の標準保存形式では送らないこと!

文章データならpdfが一番安心です。(僕的には)


よく歌詞に照明要望をつけてきてくれるバンドもいますが、

面倒だったら歌詞だけ送ってもらえるだけでも助かります。


歌詞は曲毎に別々のデータになっていると望ましいです。

このくらいまとまって送られて来るとめちゃくちゃ幸せになる

ざっと書きましたが、以上の3つのデータを準備できたら

①セット図と②セットリストのデータはメールに添付して、

③音資料・歌詞はメールに添付しようとすると容量が大きくてエラーが出てしまうので、

まとめてGigaFiledropboxにアップロードしてそのURLを本文に書いておきましょう。



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●●店長 ○○様

お世話になっております。 私、△△(バンド名)の〜〜〜と申します。

■月□日の公演よろしくお願いいたします。 当日のライブ資料送付させていただきます。

ご確認お願いいたします。

①セット図・セットリスト添付させていただきます。

添付ファイルをご確認ください。

②出演者パス 5枚お願いいたします。 メンバー+物販・運転スタッフ1名で伺います。 当日私は同行致しませんが、よろしくお願い致します。

また、同じく音資料・歌詞資料をお送りいたします。 音響・照明スタッフは乗り込みません。現地スタッフ様にお願い致します。 音・歌詞資料は下記URLよりご確認お願いいたします。 http://~~~~~~~~

当日良き日にできるよう精一杯頑張ります。

引き続きよろしくお願い致します!


△△(バンド名) 〜〜〜(名前)

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ざっくりですがこんな感じでしょうか?



最後に、回線表に関しては、基本的に「乗り込みのPA」を連れて行く時以外は回線表は不要です。

僕は初めてフェスに出だしてもらった時に回線表の意味がわからず軽くパニックになりましたが、乗り込みPAのいないペーペーだった僕たちには全く関係のないものでした。


乗り込みのPAを連れて行く場合はそのPAさんに「回線表をライブハウスに送りたいんですけど〜」って相談すればなんとかしてくれるはずです。

逆に、回線表が一緒に送られて来ているとライブハウスは「乗り込みが来るのかな?」と思ってしまいます。


回線の参考として送って来てくれるバンドもいますが、

乗り込みがない場合は「乗り込みありません。参考として回線表も送ります」

と明記しておいてもらえると非常に助かります。



駆け足で書きましたが参考になれば!

これ違うじゃん!な内容があればご指摘ください

わかりやすくするために、厳密に言えば間違っているところをグレーに書いているところもあるので多少は目を瞑っていただけると・・・


Twitter(@from__suke)でも隙を見て質問にもお答えします!


APOLLO BASE / Shinonome Circuit / でらノメサーキット : 木田

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